義歯(入れ歯)治療

義歯治療で噛む機能を回復!

義歯は決して見た目だけのものではありません。せっかく義歯を入れても、噛み合わせが合わず、食べ物がきちんと噛めないばかりではなく、肩こりや頭痛に悩まされることがあります。また、義歯がフィットせず、入れ歯がすぐ取れてしまったり、歯茎が痛いなどさまざまです。当院では、見た目はもちろん噛む機能を重視し、あくまでも噛む機能を回復するための義歯を提供できるよう力を注いでおります。

また、当院では保険の範囲内で義歯を作製し、治療を行っています。

総入れ歯と部分入れ歯

総入れ歯 (総義歯)

総入れ歯 (総義歯)
大部分の歯が失われた場合に用いるタイプです。総入れ歯は吸盤のように口の中で密着します。「総入れ歯には違和感がある」というイメージをお持ちの方もいますが、現在の総入れ歯は大変精巧になっていて違和感なく噛むことでき、食事も問題なく楽しむことが出来ます。

部分入れ歯 (部分義歯)

部分入れ歯 (部分義歯)
失われた歯の周囲に支えとなる歯がない場合や、ブリッジ治療を避けたい場合に用います。上下ともに健全な状態の歯が一本でも残っていることが条件となります。取り外し式の部分入れ歯を歯肉の上に直接置き、周囲の歯にクラスプ(金属のバネ)で固定して噛めるようにします。

噛むことと認知症の関係

食事中のイメージ
咀嚼(口の中で食べ物をよくかみ砕き、味わうこと)は脳を刺激するため、認知症との関連性があるのではないかと考えられています。そして、認知症が進んでいる高齢者は、合っていない義歯を使用していたり、流動食に頼っている場合が多いようです。実際、義歯の噛み合わせを直し、きちんと噛んで食事をする習慣が戻ったところ、認知症の症状が改善したという報告は少なくありません。しっかり噛むためには自分自身の歯を残すことが理想ですが、次善策として義歯をしっかりと調節することも大切です。